卒業式は無くなってしまったため、ひっそりと学位記を受け取りに行ってきました。いつも賑やかな校舎がしーんとしているところを見て、なんとも言えない寂しさを覚えました。
ちょうど論文提出のために来ていた美術の修士課程を修了したはるちゃんと数枚だけ写真を撮りました。
彼女とは幼馴染なんです💓同じ小学校の同級生と、大学でまた一緒になれるなんて。なんて心強いんでしょう。そして大学院も同じタイミングで修了でき、本当に嬉しかったです。
音楽と美術、分野は違うけれど同じ芸術。本当に尊敬しています。(余談ですが、私たちはお互いに大の猫好きです。笑)
藝大にいたのは、学部から数えて休学も含めると9年間。あっという間だったような、とてつもなく長かったような気もします。
良い時も良くない時もずっと一緒にいて、私に色んな感情を与えてくれる音楽。これからもずっと大切に、手を離さずにいようと思います。
そして本日4月1日より、博士課程に進学致しました🌸
改めて気持ちを引き締め、より一層精進してまいります。
4月頭の入学式も当然無くなりました。学部の時には3.11の震災で無くなり、2回目です。
授業もゴールデンウィーク明けとなりました。
コロナウィルスの脅威は計り知れず、不安な毎日ですが、1人1人が感染に気をつけ、出来る限りお家で過ごすように致しましょう。
そしてもう一つご報告が。同じく4月1日より、母校である国立音楽大学附属中学・高等学校にて声楽実技を担当する非常勤講師として勤めることになりました。
中高6年間通った校舎にまたお伺い出来ることをとても幸せに思っています。
さて、話が戻りますが、私が最近お家でしてることについて。
お家でできることには限りがありますが、こういう沢山時間がある時にしかできないこともあると思うんです。私はずっと読みたかった曲をさらったり、甥っ子にピアノを教えたり、久しぶりにお菓子作りをしたり、お部屋の片付けをしたり、観たかったテレビを観たり、イタリア語を勉強したり、久しぶりに作曲をしてみたり、ピアノの練習をしたり、よーく休養したり。むしろ今、やりたいことに溢れている気がします。
お家の中のことに限りますが、本当にやりたいことができる時なのかもしれません🌼
先日は、イタリア人のお友達とテレビ電話をしました。未だ厳しい状況のイタリアにいるみんなを励ますつもりが、彼らの明るさに逆に私が励まされてしまいました🇮🇹
どんな時も希望を捨てず、ユーモアを忘れず、人を楽しませる心を忘れないイタリアの人たち。いつも大切なことを思い出させてくれる、温かい大好きな国。早くまたイタリアに行きたいです。
世界中のコロナの一刻も早い終息を願ってやみません。
みずか
